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本当に使えるオリジナルケースの作り方 その1

Yohei

Digital Life

私は普段からSimplism / NuAns 開発のほとんど全てに携わっていますが、製品を開発する上で、どうしても製品のコストや市場性、製品の強度や量産の実現性などを加味したうえで製品化をしています。


そのため、企画段階で中止になったアイデアが溜まっています。


個人的にはサイクリングが好きで、サイクリングに対応した製品を出したいと思っているのですが、市場性など、現実的なことを考えるとなかなか製品化の難しいアイデアがあり、これを個人用として形にできないか、と考えていました。


そこで、Simplism製品とは別に、自分用製品プロジェクトを立ち上げて、ここで作り上げていこうと考えています。3Dのモデリングなどは超初級レベルですが、製作過程を共有していくことで、少しでもオリジナルケースに興味のある方の参考になればいいですし、いいものができれば3Dデータを公開できたらいいな、と思います。


プロジェクト名:

NuAns NEO Cycleプロジェクト


用途:

自転車(ロードバイク)とスマホを結びつけ、普段使いでもシームレスにつかえるケース

スマホにはナビアプリや、走ったルートを記録するGPSアプリなど、様々なサイクリングアプリがありますが、走行中でもすぐに見られる様にするためには、ハンドル周りに汎用のスマホホルダーなどを取り付けなければならず、どうしても大きくなりがちで、コンパクトに収めることが難かしいのです。また、取り付け、取り外しも面倒なため、出来るかぎり操作を最小にしてサイクリング時と普段使いで切り替えられる構造が欲しいと思っています。


対象製品:

NuAns NEO

私たちSimplismとデザインユニットTENTでコラボして作っているWindows 10 Mobile対応のNEOは、「コアコンセプト」というシステムにより、外郭を自由に作り上げられる様に、3Dデータを公開しています。


今回はこれを利用して作ってみようと思っています。


素材:

基本的には3Dプリンターを利用し、ABSを固めて作成します。非常に振動などがきつく、強度の必要な部分には既製品も混ぜようかと考えています。


使用モデリングソフト:

Moi V3

最近では安価でも非常に高機能な3Dモデリングソフトがリリースされています。今回は3万円強で購入できる、高機能3Dモデリングソフト、Moiを使用していこうと思います。


デザイン案:

自転車のハンドルパイプに締め付けるアーム部

NEOの背面をカバーするカバー部

アーム部とカバー部を連結するアジャスター部

NEOの簡単にカバーを取り外せる構造を利用した形状を考えています。

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ラフのラフスケッチですが一応。


パイプループで固定するAタイプ、Bタイプ、ベルクロで留めるCタイプの3つです。


注意点:

自転車は思っている以上の大きな振動と、衝撃がハンドルに伝わります。そのため、スマホの重さを耐える強靭な構造が必要です。また、万が一にも脱落した時に、落下を防げるサポート構造があればより安心です。


というわけで、次回はモデリングをアップします。


※このプロジェクトは私個人で行っているものであり、NuAns NEOの公式な製品ではありません。