BLOG - November, 2009

iPodをフックする

Yohei

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私たちSimplismは、本日「Carabiner Style for iPod nano 5th(カラビナスタイル・フォー・アイポッド・ナノ)」および「Carabiner Style for iPod classic(カラビナスタイル・フォー・アイポッド・クラシック)」をリリースしました。


長い開発期間

このカラビナケース、じつは先日のエントリー、「Simplism「Leather Collection」のつくりかた」にもあるその他のケース類と同時に開発を開始していました。
なぜこれほど遅れてしまったのかというと、前面を覆うビニールの選定、iPodの適度なホールド感の調整が非常に難しく、何度もサンプルを作り直すことになりました。
特にビニールはiPod nanoのラウンドしたフォルムに沿わせてもシワが出来にくく、クリックホイールがきちんと反応する素材選び、表面にフィットする縫い方に苦労し、何度も何度も試行錯誤を繰り返しました。


貫かれているエッセンス

ただし、その他のSimplismレザーケースに含まれているエッセンス、本革の質感、背面のAppleロゴを見せる演出、クロームメタルのアクセント。そしてもちろん買いやすいプライス。
これらはこのカラビナケースにもしっかりと貫かれています。


フックして軽快に

実際にカラビナで装着してもらうと分かるのですが、iPod nano 5thは着けていることすら忘れてしまうほど軽快で、たとえば歩数計を使ったウォーキングなどにも最適です。
比較的重量のあるiPod classicでも重量感の低減効果は抜群で、カラビナをフックすれば気軽に外に持ち歩いて、音楽をより深く楽しめると思います。
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また、当社製品の「Remote Controller 3 Buttons for iPod」と組み合わせれば最小の動作でiPodの細かいコントロールが可能になり、満員電車などの狭小スペースに最高のiPod環境となり得ます。
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あえて大きめに設定したダブルリングには、鍵を付けたりストラップを付けたり、アイデア次第でオリジナルの用途、楽しみ方を実現できます。
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もっとiPodを気軽に持ち歩いて、もっと音楽と気軽に付き合いたい、と思っている方に強くおすすめ致します。

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Simplismを生み出す仲間を募集中

Yohei

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Simplism製品を企画、販売している私たちトリニティ株式会社では、インターナショナルセールスとして一緒に働いてくれる仲間を募集しております。
募集要項を確認の上、履歴書および職務経歴書をメールにてご送付下さい。


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Simplism製品は、以前から出荷していたメキシコや韓国、インドネシアなどに加え、つい先日から中国、アメリカでの展開も決まり、これからどんどん忙しくなることが予想されます。現在のところ、非常に少ないスタッフで切り盛りしているため、仕事内容は多岐にわたると思います。その分、やる気さえあればあらゆる部分に関わることが出来るため、将来的にはSimplismのセールスストラテジーだけでなく、ブランドイメージ、プロダクトをも生み出していきたい、と考えていただける方にとってはこの上なく面白い職場になり得ると信じています。

もちろん一朝一夕で海外でのセールスがうまくいくとは考えておりません。
しかし、世界における「Designed in Japan」は、車、家電製品以外でも注目度が上がっていることを過去に行なったアメリカでの展示会などで実感しています。
日本から来た、日本でデザインした製品というだけで、好感を持たれることが多く、プロモート次第で無限に広げていける可能性があると思っています。
長期にわたって海外とのビジネスを構築していける粘りのある方、ガッツのある方、我こそはという方、どしどしご応募下さい。

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新しい機構と新しいデザインを内包するUSBチャージャー

Yohei

わたしたちSimplismは、10月1日にDual USB Charger Slide Styleおよび2ポートUSB充電器エアスタイルDual USB Charger Air Styleをリリースしました。
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この2つの充電器がリリースされるまでに長い開発期間がかかっており、発売できたときはユーザーに受け入れてもらえるかという心配よりも先に、やっと完成したかという安堵感で一杯でした。
開発期間が長ければ良いという物ではないのですが、構想自体は2009年の1月からあり、完成まで10ヶ月ほどかかっています。
なぜこれほどの期間がかかったのかというと、なんといってもUSBチャージャーというマーケットカテゴリーの特殊性にあります。


USBチャージャーのカテゴリーは、USBで充電出来るデバイスが増え続けている昨今、参入メーカーの数も増え続け、製品の低価格化が進み、電力のスペック以外は形状もサイズも似たような物が溢れ返っています。
もちろん各社アイデアを出し、豊富なカラーバリエーションを持つタイプや、USBポートを増やしたタイプなどもありましたが、あくまで「USBでの充電」という機能をシンプルに満たした廉価な製品が求められているため、メーカーの独自性を出すことは大変困難でした。
当社のような後発組が参入するには既存の製品群との壁を打破するアイデアが必要でした。


製品の核となる2つのポイント
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開発を始めるにあたり、特に低価格化が進み膨大な数が発売されているシングルUSBポートタイプは開発せず、Dual USBポートタイプに絞ることにしました。

・USBポートをワンタッチで塞ぐ機構
出張などで持ち歩くときに、カバンの中でUSBコネクターにゴミが巻き込まれ、ショートしてしまうことを防ぎたいと考えていました。

・市場価格から逸脱しないこと
面白いギミックを加えたとしても、既存製品と比べてあまりに高価な製品は、「Simplism」の基本理念と外れてしまいます。
私たちが常に目指しているのは、新しいアイデアとシンプルなデザインを盛り込みつつも、手に取りやすい価格におさえた製品づくりです。

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まず最初に企画が完成したのはハッチバック式のドアの中からUSBポートが飛び出すタイプ、「Dual USB Charger Air Style」です。
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最初の企画時はこのような形状でした。
何かの形に似てると思いませんか?
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そうです、MacBook AirのUSBポートをモチーフにしています。
実際に内部構造のレイアウトを始めると、部品の配置に苦労しました。
PSE(電気用品安全法)に適合しつつも、5v 1000mAというスペックを安全に実現するためには大きなトランスとコンデンサが必要となります。また、ハッチバックドアの機構があるため、ますます内部のスペースが足りなくなり、開発は何度も暗礁に乗り上げかけました。
リード線の取り回し、基盤の固定方法など、工夫を重ねることで最終的には安全性と強度を両立することが出来ました。


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「Dual USB Charger Slide Style」は、構造のアイデアを生み出すまでに時間がかかりました。
私たちは、新しいアイデアを発案するために、モノが見られる展示会にできるだけ出かけるようにしています。USBチャージャーとは全く関係のないモノでも大量に眺めているうちに新しいアイデアが生まれることがあります。
今回はギフトショーという展示会を回っている最中に、ふと見かけたデジカメケースから、コンパクトデジタルカメラのシャッター機構を取り入れたら面白いのではないかと思いつきました。


さらにもう一つ、サイドスライドドアタイプの企画もありました。
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この形はコンパクトに作れることが利点ですが、USB使用時、常にドアが飛び出してしまうこと欠点があり、製品化には至りませんでした。



2種類の機構のUSBチャージャーが持つ利点

「Dual USB Charger Air Style」
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USBコネクタとチャージャーが並行になり、コンパクトに収まります。またハッチバックドアの中央にある隠しLEDが通電を知らせます。


「Dual USB Charger Slide Style」
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USBコネクタにアクセスしやすいという利点があり、頻繁にUSBケーブルをチェンジする用途に向いています。

電力の供給スペックについて
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2つのUSBチャージャーが持つ、5V/1000mAというスペックはiPhone、iPod、各種携帯電話の充電に合致する数値です。
また、すこしでも不安定な電力供給があると、チャージラインを切ってしまうiPhone 3GS、iPod touch 2nd (Late 2009)にも完全に対応するよう、非常に厳しい基準を設けて生産されています。
100V-240Vに対応し、海外でもお使いいただけます。

既存のUSBチャージャーとは一線を画す機構と、シンプルなデザイン、安定した電流供給の全てを兼ね備えながらも、市場の2ポートUSBチャージャーと同価格帯、1480円(当社オンラインストア価格)を実現しています。
USB充電が必要なデバイスを大量に持っている方や、出張などでUSBチャージャーを持ち歩きたい方に特にお勧め致します。

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熱い香港の熱いトレードショー

Yohei

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少し日がたってしまいましたが、毎年2回香港で行なわれるGlobal Sourcesと、HKTDCという2つのトレードショーに前回に続いて行ってきました。

当Simplismブランドとしてはトレードショーに出展している製品をそのまま日本で販売するとことはあり得ないため、視察の目的としては、テクノロジーのトレンドを見ることと、新しい技術ももった工場を見つけることが主な目的です。

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Global Sourcesも、HKTDC、どちらも非常に巨大な展示会で、特に今回のHKTDCはおそらく世界最多のエレクトロニクスメーカーが集まっているのではないでしょうか。
歩き続けることは特に苦痛ではないのですが、あまりにも細かいブースが多く、無理な速度で首を左右に振り続けた結果、最終日には脚ではなく首が痛くなるという結果に。
いくつかのキーテクノロジーは見つけられたので、いつの日か製品化されて発売できるかも知れません。

前回もそうでしたが香港出張の前半の何日かは一人で出歩くことが多く、そのときに一番困る(楽しい?)ことは食事です。
出張に行ったらなるべく現地の物を食べるようにしているため、まずはお店を探すことから始めます。
2人いれば色々なお店の選択肢があるのですが、1人だとディープなローカルフード屋に行くしかありません。そういう店にはもちろん英語のメニューなど生易しい物はなく、フィーリングで注文することになります。
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今回のヒットメニュー、「謎の肉入りお粥」。
香港のお粥は日本のお粥とは違いパワーに満ちあふれています。しかも、なんだか見たことない肉がたっぷり。ゼリーが溶けずに入っているなあと思っていましたが、後で聞いてみると豚の血の固まりだそうで、よくある食べ物だそうです。こういうお店の場合、テーブルが他に空いていても、隣に知らないおばさんがいきなりドカッと腰掛けて来るのは当たり前。慣れればきっと楽勝です。
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全てがパワフルな香港ですが、特に食べ物にかんしてはパワフルさが際立っているように感じます。


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ちょうど中秋節にあたり、ホテル近くの駅を出た広場にイルミネーションが飾ってありました。


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九龍(カオルーン)駅のユニオンスクエア。この写真は前回、今年の4月頃の写真です。
完成すれば東京タワーよりも高い108階建ての環球貿易広場。
今回はここまで完成していました。上の方が大分完成しましたね。
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この後中国、シンセンの工場に向かいます。
中国のリポートはまた後日アップします。

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